情報ストレージ研究推進機構(Storage Research Consortium: 以下、SRC)は、高度情報化社会の情報ストレージ技術を産学協同で効果的に研究・開発することを目指して活動を行っている非営利団体です。情報ネットワークの進展により、情報ストレージへの要求は飛躍的に増大しています。SRCは、磁気ストレージ産業の技術競争力を強化するために、産学協力の技術開発のみならず、大学等における研究の振興と人材の育成を目指しています。
 SRCは、磁気ストレージ産業の競争力を強化するために、我が国のストレージ業界の有志により1995年に発足しました。最近では、ストレージ技術開発の国際協業化を背景に、海外のストレージ業界もメンバーに加わりつつあります。
 ストレージ技術は、最先端のナノテクノロジー、メカトロニクス、情報処理技術などを駆使する総合超高度技術です。2010年度からは4Tb/in2の記録密度を実現するための技術の開発を進めています。また、今後のストレージ技術の発展可能性を調べるため8Tb/in2の超高記録密度を実現する技術方式の検討を行っています。SRCでは、産業界と大学・研究機関とが協力して以下の事業を推進しています。

 (1) 大学・研究機関における情報ストレージ研究への支援と助成
 (2) 大学の情報ストレージ関連分野の博士課程学生に対する奨学金の支給
 (3) 研究成果報告会(年2回)および技術部会毎の研究会の開催
 (4)  4Tb/in2記録密度実現に向けた技術ロードマップの作成
 (5)  8Tb/in2超高密度記録を実現するための技術方式の探索